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制作物の紹介

技術評論社さま:作ってわかる[入門]Streamlit

投稿日:2025年3月10日|最終更新日:2025年3月10日

技術評論社さまの「作ってわかる[入門]Streamlit〜Pythonによる実践Webサービス開発」の制作をお手伝いしました(編集・紙面デザイン・DTP)。

Streamlitとは、PythonスクリプトをWebサービスに簡単に⽣まれ変わらせるフレームワークです。Streamlitを使うと、既存のPythonスクリプトにStreamlit コマンドを組み込むだけでWebアプリケーション化できます。次のような方にオススメの書籍です。

書籍の概要を技術評論社さまのHPから引用します:

 

この本の概要

Streamlitは,PythonスクリプトをWebサービスに簡単に⽣まれ変わらせるフレームワークで,フリーなコミュニティクラウドを介してサービスを公開することも可能です。機械学習やデータサイエンスとの相性がよいことで知られていますが,Streamlitを使うと,一般的なPythonスクリプトをWebベースで手軽にデータ可視化したり,GUIアプリケーションにすることができます。

本書では,マニュアル作成向けの表形式ページ,ワードクラウドなどができるテキスト分析,AI連携チャットボット,画像処理,顔検出,音声データからのテキスト起こし,そしてデータ可視化など,Streamlitの機能を使いこなすための方法を,それぞれサンプルを題材にしながらわかりやすく解説します。

 

こんな方におすすめ

      • Pythonスクリプトの可視化,GUI作成を手軽に行ってみたい方
      • Pythonプログラミングの基礎を学んで,次のステップの知識を得たい方

 

この書籍はWebアプリケーションのユースケース単位で章立てされており、興味のある章から読むことができます。以下のように、幅広いユースケースが示されています。

 

第1章 Hello World(サーバの設定・コミュニティクラウドへのアプリケーション展開方法の解説)
第2章 チートシート(表形式の静的なページの作成)
第3章 テキスト分析(ワードクラウド生成・感情分析)
第4章 チャットボット(ルビ振り・精神科セラピー・通訳ボット)
第5章 画像処理(フォーマット変換・ポスタリゼーション)
第6章 カメラ映像処理(顔検出・アニメ絵化)
第7章 テキスト起こし(音声→テキスト変換)
第8章 データアプリケーション(データスクレイピング・グラフ化)
第9章 ブラックジャック(トランプゲーム)

 

使用しているStreamlitの機能(コマンド)については前から順番に説明されているので、後半の章で説明されずに使われているコマンドが出てきても、前のほうの章を参照すれば解説を読むことができます。付録にStreamlitのコマンド一覧も用意されており、そちらから探すことも可能です。また、コミュニティで公開するためのGitHubの準備、装飾テキストを作成するためのMarkdown記法の解説についても付録に記載があります。

 

本書の「はじめに」にも記載があるように、自分だけ、あるいは仲間内だけで使うアプリケーションなら、機能さえ十分なら使いやすさはそこまで問題になりませんが、より多くの人にも使える形にしようとすると、それなりのヒューマンインタフェースが求められます。本書で解説されているStreamlitを使えば、気軽にWebアプリケーション化できますし、フリーなコミュニティクラウドを介したサービスの公開も魅力に感じました。

 

実際にStreamlitを触ってみると、手軽にWebアプリケーションを作れる楽しさを実感しましたし、自分でもツールを作りたいと思いました。また試したら別の記事になるかもしれません 😉

 

R&D M